一昔前から今の進化に伴い
梅雨の時期は、傘を使う日が多かった…。
子どもの頃と比べると気象予報の細かさ、
進化には目を見張るものがある。
昔は県単位だったと記憶している予報も、
市町村単位、それ以下の地域でも予報が分かる。
雨雲の動き、降水量、風の向き、湿度、
さまざまなものが、1時間単位で分かる。
驚くべき進化である。
大昔は占い師がやっていたであろうことが、
一昔前は知識、技術に基づき専門家がやっていた。
今はそれをAI、人工知能が、ビッグデータに基づき
人以上の精巧さとスピードで我々に情報をもたらす。

では、専門家が不要かというとそうでもない。
はじき出されたデータから人が何を注意するべきか、
緊急時にどのような行動を取るべきか、
未来にわたりどんな予備策を取るべきか、
これを考え伝えることが専門家の仕事となっていくだろうし、
現在でも「明日は雨です」といったことしか言わない
天気予報士には役立たずの烙印を押さざるを得ない。
仕事においても同じであろう。
専門的な知識、技術の重要性は高まっていく。
ただし、昔のやり方に固執した旧態依然の専門家のやり方、
あり方では、時代の流れに淘汰されてしまう危険性は高い。

“鬼に金棒”状態をつくる
私は研修にて、「“鬼に金棒”状態をつくれ」という話をすることがある。
“鬼に金棒”とは、強い鬼がさらに強くなる金棒を持ち、
無双状態になる、という意味である。
今、時代の過渡期であり、
様々な価値観がカオス状態で乱立しているのは否めない。
ただ間違いなく言えるのは、
「最新技術と知識を身に付けた専門家が最強になる」ということである。
別の言い方をすると、2つあって
①最新技術や知識の導入ばかりをやって、
専門家(鬼)を育成しないということは、金棒だけをつくっているに過ぎない。
金棒を使える鬼の育成を急げ。ということ。
②専門家(鬼)の技術や知識にかまけて、
新しいAI等の導入が遅れると、いずれ鬼ですら一般人に負ける。
悲しくもそれが組織の自然淘汰の摂理である。ということ。。

金棒があるから、鬼がさらに強くなる。
どんな金棒が自社には必要なのか?
ただ、金棒があることにかまけて
日々の鍛錬をしない鬼など、鬼ではない。
また最先端の金棒の研究も忘れてはいけない。
梅雨の明けた今。
傘を刺すたびに「自社に鬼は育っているか。
時代に合わせた金棒をつくれているか。」を考えて欲しい。
傘を金棒に見立てながら…



