今回は、カリスマ編集者・中西謡さんとの対談の後編。
経営者が思い描く姿を実現するには、社長や会社を発信する「バイブル」が欠かせない。
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時代の変化に!会社の拠りどころを出版で
松尾(松):現代は「これにはこれ!」と1対1の答えがなく、多様化に目を向けていく必要がある。
中西(中):例えばマネジメントでも、何を拠りどころにするか。今はテンプレート、教科書的なもの、仕組みやルールがない。自らオリジナルを作るのか、成長企業のグーグル社の真似をしても違うわけで、これからの時代はその辺の難しさがある。
松:昔は例えば「〇〇先生の本を読めば大丈夫」や、仕組みがない時に本「フランチャイズ経営」が1つのバイブルだった。今は会社のあり方が多様化していく流れで、つまり個性を大事にすること。そこをどう軸として考えていくのかの拠りどころは大事。会社に脈絡と流れる根っこの部分は大事にしつつも、変わるべきものは変わり、守るべきものは守る。
中:システムやメソッドは時代で変わる。今はオンラインツールzoomなど、リモートで仕事が可能な時代の一方で、自社の理念は幹としてないと採用に困る。

松:そう。やっぱり合う人を取るべきで、就活でも合う合わないの判断となる軸を、会社が人に示せているのか。昔の大量採用で削ぎ落とすような数の理論はバブルの時に終わった。人が多い時代は人を集めればいいが、人のいない中でどうするか。価値観や考え方が合ってない人を採用するのは非常に危険。
また時代の変化で、マーケティングとマネジメントのやり方も変わる。誰が何のために会社をやるのか。中小企業の場合は社長が、本人や会社の考え方を浸透させる必要がある。社長の考え方がわからない会社に社員や従業員がついていくはずはない。
中:今までは社長の人徳や人柄でも何とかなったが、マネジメントのメソッドとしてやっていくべき。各人の答えを探すことが大事。
松:誰かの考え方を真似して解決できる時代ではなくなった。自社はどうありたいか、さらに表現が求められる。今の世代はネットで情報を仕入れるから、求職者は会社の内容を自分たち以上に知れる。その自覚を会社側は持ち、もっと見せていく。理念に共感する人が1人でも出ればいい。この拠りどころを社長や会社は明文化できていない。各社の営みとして必要だ。
中:人口が減り、働き手の質の変化は間違いない。また名古屋・愛知の場合はリニアモーターカーが来て商圏の良い変化も間違いない。それらを前提に考えていくべき。ぜひ今回を機に、社長の本を書きましょう!
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時代の変化は決して待ってくれない!
